飯能市「まちなかイルミネーション」 |

埼玉県飯能市は江戸時代からヒノキなどの産地として栄えました。飯能商工会議所は地元のイメージキャラクターにしようと、かつて木材の運び出しに使っていた「木馬(きうま)」というそりを参考に、高さ約4.8メートル、重さ約1.5トンの巨大木馬「夢馬(むーま)」を設計、間伐材約80本を使い、市民も参加して、約8カ月間かけて2004年7月に完成し、2005年5月にギネス社から世界一の大きさと認定されました。
2007年11月18日には、普段は飯能駅南口に設置していた夢馬を銀座通り商店街に移動させ、6mツリーとともに「光の木馬」として6000球の電飾を取り付けました。オ-プニング式典では、点灯式、キャンドルナイト・イルミネーション、バンド演奏、自由の森学園の生徒による荒馬踊りのイベントが行われました。また、特設テントには、焼きそばやポップコーンなど多くの出店が設けられました。
この「まちなかイルミネーション」は、飯能市観光協会と名栗観光協会の合併記念として、中心市街地への集客、新たな観光事業の創出を図り、まちの活性化を目指して行われたものです。イルミネーションの達人、石川智之氏に予算150万円でコーディネートを依頼し、ボランティア30人で釘やネジを使わずに夢馬を痛めないよう設置しました。この模様は日本テレビ12月17日17:40-17:50分に放映されました。
実は、去る2006年2月、友人である多摩美術大学准教授の紹介で、飯能市商工会議所の方が深瀬鋭一郎のところに相談に来ていた、弊基金のアドバイザリー案件です。予算措置の関係で翌年(2007年)の事業になっていました。夢馬イルミネーションは、来年の1月20日(日)まで続けられますので、皆さんも是非足をお運びください。
飯能市ホームページ
http://www.city.hanno.saitama.jp/oshirase/machinaka.htm