TMW2009ボランティア・スタッフ募集 |

独立キュレーターの深瀬鋭一郎です。
「TOKYO MiLKY WAY 2009」の開催が近づいてきました!
50カ所の芸術施設・団体が連合して開催する大規模アート・フェスティバルとして、6月から一カ月余り関東全域で開催されます。
公募・紹介によるスタッフィングは概ね終了したのですが、青山地区の展覧会の会場係員、グランド・オープニング&クロージング・スタッフ(秋葉原・銀座)、銀座夜のギャラリーめぐりのツアー・コンダクターなどで、さらに若干名のボランティアを募集したいと思います。いずれも平日または土曜日の18時以降のボランティアです。
ご希望の方は、下記アドレスにメール送信でお申し込みください!
(メールのタイトルは「TMW2009ボランティア・スタッフ応募」として下さい)
申込先アドレス: tokyomilkyway@yahoogroups.jp
■参考情報
「TOKYO MiLKY WAY 2009」
公式ウェブサイト|http://tokyomilkyway.seesaa.net/
参加・協賛|広瀬川美術館 ギャラリーツープラス K's Gallery ギャラリー日比谷 カスヤの森現代美術館 古美術ささき GALLERY INSPIRE ギャラリー空 ギャラリーステージワン GALERIE
SOL Gallery G2 ゆう画廊 吉田町画廊 gallery art point アートスペース銀座ワン ギャラリー舫 ギャラリー現 プラスディーギャラリー スペースねずみ穴 有限会社 文海堂 詩季画材ギャラリー
SPICA art ギャラリーアビアント 柴田悦子画廊 B-gallery MR.FRIENDLY Cafe ギャラリー銀座芸術研究所 マキイマサルファインアーツ セントポールギャラリー SAKuRA GALLERY Gallery銀座一丁目 国立国
ミルキーウェイハウス江戸川 地球環境パートナーシッププラザ Gallery
S.c.o.t.t exhibit Live & Moris gallery 小淵沢アートビレッジ/中村キースへリング美術館 & KEY WORKS ギャラリーkopis gallery COEXIST & art space COEXIST
GALLERY PISTA<エントリー順>
協力|カメヤマキャンドルハウス 国連大学本部ビル
主催|トウキョウミルキーウェイ実行委員会 深瀬記念視覚芸術保存基金
総合ディレクター|深瀬鋭一郎
地区別ディレクター|加藤晴正(銀座地区) 河田時春(北関東地区) 三友周太(その他地区)
コーディネーター|吉田有希(全般) 増田きよみ(銀座地区)
広報担当|高田いづみ 富田麻里沙
実行委員|冠那菜穂 酒井茜 土屋聡子 安達竜也 片桐拓弥
ウェブ制作|水町知永(TES-WEB)
グラフィックデザイン|野村聡司(COEXIST)
■解説
「キャンドルナイト」とは照明を消し、キャンドル(蝋燭)を灯して過ごそうというもので、スローライフ運動の一つです。日本では、「100万人のキャンドルナイト」と銘打ち、2003年の夏至の日(同年6月22日)に64施設が参加して、第1回が行われました。
文化人類学者である明治学院大学 教授 辻信一氏らが呼びかけ人となり、当初は2001年に原子力発電所建設反対のため行われたカナダの「自主停電運動」をヒントに、原子力発電所に反対するスローライフ運動として始まりました。「原発反対」と100万回叫ぶより、1人1人が生活のワンシーンで電気をつけずに過ごす時間を体感していくことが、いつかほんとうに平和な暮らしへとつながる、との考え方によるものです。
毎年、夏至と冬至の夜(日本時間20:00~22:00)を中心に開催され、その前後の期間に日本各地でさまざまなイベントが行われています。2004年には運動が評価され、グッドデザイン賞(新領域デザイン部門)を受賞しました。「Co2削減/ライトダウンキャンペーン」により環境省も参加しており、地球温暖化防止のための環境活動としての意味もあります。
2008年夏至には全国951箇所でイベントが行われ、韓国・香港・台湾・北京・モーリシャスなど、アジア太平洋地域各地でもキャンドルナイトが開催されるなど、世界に広がりつつあります。また、2008年7月7日の「七夕ライトダウン」には76,397施設が参加し、1,221メガワット/時の電力が節約され、476トンの二酸化炭素が削減されました。
100万人のキャンドルナイト公式ウェブ
http://www.candle-night.org
政府広報(ブラックイルミネーション2008)
http://www.gov-online.go.jp/pr/theme/black_illumination2008.html
芸術関係施設の参加については、雑誌鼎談『芸術は地球を救う、か!?』で、辻信一氏と深瀬記念視覚芸術保存基金代表 深瀬鋭一郎氏が語り合ったことを契機に、2006年夏至から深瀬鋭
一郎氏らがギャラリーを中心とする芸術施設に参加呼びかけをはじめました。
これが「TOKYO MiLKY WAY」(トウキョウ・ミルキーウェイ)と呼ばれるアート・フェスティバルです。「東京で銀河をみる」を標榜して、東京都心などでも銀河を観られるように、ネオンで覆われた街に美しい自然の光を取り戻すような豊かなライフスタイルを、芸術やキャンドルナイトを通じて提案するものです。
キャンドルパーティのほか、キャンドルの明かりで展示やコンサート、ダンス、パフォーマンスを楽しんだり、キャンドルを灯して夜に銀座のギャラリーめぐりを行うなど、ロハスな時間を過ごすアート・フェスティバルとして、アートファンにとどまらない幅広い人気を集めています。多くのマス・メディアにも取り上げられています。